5月のまとめ

緊急事態宣言が解除に

コロナ収束、というわけではありませんが新しい様式での生活が始まりましたね。(久しぶりに外でラーメンを食べたら美味しかったです…)飲食店も座席を減らすなど工夫がされていて、前より少しガランとして淋しい感じはしますが、また営業を再開してくれたことを嬉しく思います。

お仕事の発注ペースも元通りに

やはり、企業の今後を左右するようなときは会議も必要で漫画制作がストップしたり、停滞している感じがありましたが、5月も後半になるとコロナ蔓延以前のようなペースでご相談もありました。不況だからこそ漫画広告を作りたい、ということもありそうですね。

私は現在は出版関係やゲーム関係のお仕事はしていないので様子はわかりませんが、自粛で家にいるから盛り上がっているのか?と思うとやはり本屋さんの営業停止で流通の減少や、「そもそも自粛で人との接触が減ったりテレワークになったりしてストレスが減ったので、以前のようにストレス解消としてガチャを回したりすることが無くなった」とソーシャルゲーム好きの方がコメントしている記事も見かけました。家にいることが増えれば、家で楽しめるコンテンツの需要が高まるか?というとそればかりではないところもあるようです。

テレワーク普及に伴う悪質なネットビジネスの蔓延

今朝、Twitterでランサーズの投稿を見ましたが、コロナで職を失った人・経済的に困る人が出てきた影響で悪質なネットビジネスも増えているようです。

ランサーズは取り締まりを強化することでこの事態を収束させていますが、ネット上で仕事を続けていく事に対して更なる注意が必要な状況かなと思います。

今までネットを利用していなかった人たちまでネットで仕事をし始めるので、不慣れな方・ネットマナーの守れない方からの問い合わせも増えます。ココナラに関してはそれが顕著で、問い合わせに対応しても既読無視をされるなど、マナーにかける部分が大きかったのでココナラからの依頼の受付を休止しました。

スケジュールの面でもHP上からのご依頼には対応しにくい状況ですので、ご相談があった場合はなるべく他の漫画家さん・イラストレーターさんを探して頂く形で、上手く内容を取りまとめるのが難しいや、合う絵柄の漫画家が見つからないなど他の方では難しい案件のみ対応させて頂きます。(*過去に制作した漫画の続編の依頼には対応致しますので、過去にお取引のあった方はご相談ください。)

しばらくはマンガ事務所経由で漫画制作を続けながら、様子を見ていこうと思います。

改めて誰と仕事をするか考える時

ネットが無法地帯になってくると、相手がどんな人間かわかりません。しばらくは以前から知り合いである人、顔を合わせて打ち合わせをしたことのある人とだけ仕事をするなど、仕事をする相手を選ぶ必要性が高まってきます。ネット上だけのやりとりにしても、コンスタントにSNSで発信をしていてどのような人間かわかるなど、信頼できそうな相手かどうかはチェックしないと難しそうです。

そうした意味でも、個人で何も発信をしていない人というのは今後信頼性にかけるのかもしれません。

もちろん、プライベートな事を掲載していることにマイナス要素もありますが、SNSで人となりがわかってしまうことでお仕事として公表した場合先方に不都合がある場合は、実績を非公表にする形でお仕事は入ってきます。有名人になりたい場合を除けば、生活をしていく分のお仕事をとるにはSNSの発信が仕事に合っているかどうかはあまり心配する必要がありません。

ネット上で人となりがわかるようにしておくメリットもちゃんとありそうです。

自分らしくするほど、自分に合う人・合う仕事しか入ってこなくなるからです。嫌がる人は離れていきますが、仲良くなったり仕事が始まってから自分を勘違いされていたことにより起きるトラブルなどがものすごく減ります。

相手に過度に期待させてしまうことも悪、だと私は思っているので、傍から見れば「そんな事ネットで言うと、印象悪いのに」と思うような事も素直に発言しています。例えば、好きなアイドルのスキャンダル。これに対して印象が悪くなるから、と発言をしないこともできますが、発言をすることで「大きなショックを受けた。でも、そういうことがあっても仕事はきっちりこなしている」という事や、「いつまでもクヨクヨしない性格だ」という事は伝える事ができるからです。起きた問題を通してそれに対してどう考えて、何をしているのかということは発信する価値があると思います。

私も人のSNSをみるとき、ジャンルや何の話題を扱っているのかは全く気にしておらず、この人は好きな物に対して、こういう風に反応したり行動したりするんだ。という部分を見ています。

どんな話題を扱っていても、リアクションがネガティブだと心配になりますし、

逆に自分の興味のない話題でも楽しそうにしている方は好きですね。

どの話題を扱うか慎重になる方・アカウントを分けて活動される方も多いですが、あまりそこは重要ではない気がします。自分の好きなことを発信しながら、自分がどういう性格かわかってもらうこと・活動が邪な考えや悪意の上に行われていないことをわかってもらうことが大切ではないでしょうか。

ネットビジネスが広がっていく中で、コツコツと自分というものをわかってもらう努力も必要かもしれません。

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