夏休みももうすぐ終わり。今年はろくに出かけませんでしたが、思い出作りに安くなっていた花火を買い家族で楽しみました。
元々1400円の花火が、30%オフで1000円に。夏の終わりを感じますね…
母、姉、息子と四人で楽しんでいたところ、楽しそうな声を聞きつけて隣に住む祖母も顔を出し、五人で楽しむことに。
30分程でしたが大いに盛り上がり、楽しめました。
たった1000円でも、家族みんなが楽しい思いをすることはできるのだなぁと、不思議な気持ちになりました。
自分一人だけで1000円で大満足することって、何かあるでしょうか。外食?課金?ちょっとの贅沢ならできそうですが、最高の思い出になるようなことだと、ちょっとお金が足りない気がします。
自分に使う1000円と人のために使う1000円
私はpixivFANBOXで好きなクリエイターさんに毎月1000円の支援を行っています。お仕事を手伝ってくれる外注さんにも、お金を支払っています。お金に余裕があったからはじめたのではありません。今その人に必要だと思ったので、少額からはじめました。
「お金に余裕ができたらやろう」「お金持ちになったらやる」よく耳にする言葉ですが…その人にはきっと、お金に余裕ができる日は来ないと思います。
きっと「自分のために使う1000円」の方に価値を見出しているからです。
カフェで500円使う事を二回したら1000円です。
1000円が出せないということは、カフェに行く事もできないはずなのですが…多くの方はカフェやランチの写真をSNSにアップしていますね。
その1000円を、自分に使わず身近な人に使った時、どれほど感謝されるかわかっていると「人の為に使う1000円」が何倍も価値あることだとわかります。
ほかの人が1000円で楽しいと思う事を調べてみた
参考 1000円で出来る楽しい事♪ガールズちゃんねる食べ物多い・・・
酒・お菓子www食欲www
あと温泉に行くとか漫画DVDレンタル、ですね。
あまり人のために使ったなんて話はありませんね。
そもそもたった1000円を人と分かち合うなんて無理と思ってそういう発想が無いのかもしれません。
私から見れば、3日もしたら忘れてしまう自分のことに1000円はちょっと高いような気がします…人のためにお金を使ったとき、お金を使った時ばかりではなく「あの1000円であの人は何を買ったんだろうな。あれから幸せになっただろうかな」といつまでも想像してこちらも幸せになれます。使う人が想像できないほど大きな団体に寄付も素晴らしいですが、私は使う人の顔が浮かぶような身近なところにお金を使うようにしてるのもそのせいです。
幸せになるにはお金がかかると思っていた
美味しくて高級なものを食べたり、良い洋服を着たり、旅行に行ったり…みんなが心惹かれることには魅力があり、きっと幸せそのものなのだろうと思っていました。
でも図書館でミニマリストさんの生き方を見て、いろんな生き方があるのを知ります。無くてもいいんだ・・・?周りの人が「楽しい」「幸せ」と言ってることを真似しなくてもいいんだ、そう思えました。
知足の考え方ですね。
知足
《「知足天」の略》「兜率天(とそつてん)」に同じ。 知足(読み)チソク 《「老子」33章の「足るを知る者は富む」から》みずからの分(ぶん)をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。分相応のところで満足すること。
デジタル大辞泉
もし自分にはすでに十分にお金が足りているとしたら…その1000円、どうしますか?
人との関わりにお金を使う
実は人に1000円の物をプレゼントをしてもあまり喜ばれません。
ですが、相手が頑張っている事に1000円を出したり、お仕事をしてもらったことに感謝を添えて1000円を渡すというのは本当に、自分にとっても相手にとっても一生の思い出になるようなお金の使い方なんです。
働くこと・自己有用感・そして報酬。三つ揃うと価値がものすごくあがります。たとえ1000円でも。
そのお菓子、本当に食べたいのか…
そのコーヒー、家で飲んだらダメなのか…
見直せるところいっぱいあります。そうして人に与えていると、「自分一人だったらお金が足りている」という低い満足から「よりお金を稼げば、もっと支援できる人が増える」という高い目標へと変わり、仕事もより一層頑張ろうと思えます。
お金のマインドブロックまで解除できるんですね。
ある本で、
「1000円を出す時に苦しい気持ちになる人は、1000円を手に入れることも同じように苦しい。」
というのがありました。これは自分が実践していて本当だと実感しています。人に気持ちよく1000円を払えるようになったとき、気持ちよく1000円も入ってくるのです。
結果、収入が増えることになります。
一度、あなたにとっての価値ある1000円の使い方を考えてもらえれば嬉しいです。
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